>>九谷焼和座本舗トップページへ戻る 2005 1月某日 


1月の静かな午後でした 夢のcollaborationを実現する為に
この日初めて虚空蔵窯スタッフ、フレンチレストランシェフ
そして私の3者が顔を合わせた。

まったく新しい試みに私を含め、皆 堅い表情でテーブルにつく

「初めまして」 名刺交換をする

その時、思った 私の手が異常に綺麗なんです
肌が綺麗とか、そういう事ではなく

窯元のスタッフ、そしてシェフの手が味わいのある職人の手だからです
物作りを現場でこなす、本当の職人の手に羨ましさを覚えました。

ほどなく、コーヒーが運ばれて来ると私が一言
「どんなお料理と器を組み合わせると面白いでしょうか?」

その言葉を口火に熱き語りが始まったのでした・・・



「まず2月に常連様を招いての食事会があるんだけど・・・」

「この季節は、魚が特に良いものが揃うから、それでコースを組み立てたい」

「野菜も地元のモノをふんだんに使って金沢ならではの味を作るよ」

「器は、どんなモノが良いかな?」

「今までは、ワンポイント的に虚空蔵窯さんの作品を使ってたけど・・・」

「全コース料理に使える器は作れますか?」

「私の料理のイメージと器のイメージが明確になればいいけど」

「特にフレンチは食材の色を大切にするから色絵の器は難しいかな」

「器の作り手からは、どんなイメージがあるか教えてくれないか」







「料理に関しては素人同然ですから、器のコンセプトをお話します」

「今回は、特にシンプルという事にはこだわりたくないんです」

「シェフが作る料理の色彩と虚空蔵窯の色彩の融合がテーマです」

「もちろん形状もフレンチの良さを引き出す個性のある器で」

「この際、今まで挑戦した事のないテイストの器をご用意します」

「うちは土物の器が主流ですが今回は磁器を中心で考えてます」

「磁器ならではの滑らかな風合いと鮮やかな色調で飾りたい」

「まず試作品を月末までに仕上げます」

「その試作品を見て頂きお料理の構成を組み立てて下さい」

「絶対の自信作を作り出しますよ」


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